子どもの医療保険の必要性とは？ | 保険相談窓口を町田エリアで営み基礎知識からご案内する記事を掲載します

こんにちは。町田の地域密着保険相談窓口「ほけんの相談 町田玉川学園駅前店」です。

子どものために加入しておくことができる保険には様々な種類がありますが、調べてみても「何が良いのか分からない」という方もいらっしゃるかと思います。保険商品によっても保障内容がバラバラでどのような基準で選べば良いのか迷ってしまう方も。

そこで本日は子どもの医療保険に焦点を絞り、必要性などについてお話させて頂きます。

■子どものための医療保険は必要？

【子どものための医療保険は必要ないと言われる理由】

子どものために医療保険への加入を考えた際、「子どもには医療保険はいらない」という意見を目にしてどうすれば良いのか迷われてしまう方もいらっしゃるかも知れません。ではなぜ子どもには医療保険はいらないと言われてしまうのでしょうか？

・自治体の医療費補助制度がある

日本には公的医療保険制度というものが設けられており、その制度によってケガや病気をした際の医療費の自己負担が軽減されます。子どもにも当然適用され、小学校に入学するまでは2割、以降は69歳まで3割の自己負担で医療費を済ませる事ができます。また自治体によっては独自に補助制度を行っており、その制度を利用することでより子どもにかかる医療費が軽減されています。

必要となる医療費が少ないという理由で子どもに医療保険は必要ないという意見です。

・貯蓄が十分にある

貯蓄が十分にある場合にも子どものための医療保険は不要と感じるかも知れません。医療保険は収入の減少や貯蓄の減少などに備えるという目的で加入される方が多く、既に貯蓄が十分にある場合には必要性を感じづらいです。また子どもは多くの場合収入が無いため怪我や病気で入院した際にも「収入が減る」といった事が少ないこともあり、そういった点でも子どもの医療保険はいらないと感じる方もいらっしゃいます。

■子どものための医療保険の必要性

子どもに対して医療費の補助があるため、人によっては医療保険は必要ないとお考えになられるかも知れません。しかし医療費補助では賄えない費用をカバーするために医療保険の必要性を高く感じる方もいらっしゃいます。

医療費の補助では賄えない費用としては入院時のベッド代や食事代、先進医療等があげられ、場合によってはこれらの費用が負担となり家計を圧迫してしまう可能性もあります。

子どものために医療保険に加入することでこれら医療費の補助では賄えない費用に対する備えを持っておくことができます。

また、医療保険に加入し保険料を支払う事で払った保険料に対して生命保険控除という税制面の控除を受けられる場合があります。

■子どものために加入を考えられる保険

・学資保険

学資保険は子どもの養育費を計画的に備えることを目的として加入する方の多い保険です。原則として親が契約者となり、子どもの進学等の節目に合わせて保険金を受け取る事ができます。

・医療保険

医療保険は被保険者が病気やケガをした際に必要となる入院費や医療費に備える事ができる保険です。医療保険単体での加入の他、学資保険の特約や親の医療保険の特約としても医療補償を持てる場合があります。

・傷害保険

傷害保険は日常生活で突発的に起こる可能性のあるケガに備える事ができる保険です。ケガに対して保障を持つ事ができる保険のため、病気の場合には補償の対象外となります。

・個人賠償保険

個人賠償保険とは日常生活で他人にケガをさせてしまったり他人のモノを破損させてしまった場合の損害に対する保障を持つ事ができる保険です。子どものために個人賠償保険に加入することで子どもが他人に対して損害を発生させてしまった場合に備える事ができます。

■まとめ

子どものための医療保険は子ども対して医療費の補助制度がある事や貯蓄に心配がない場合などの理由で人によっては必要性を低く感じる場合があります。しかし場合によってはベッド代や食事代など医療費補助の対象外となる費用が負担に感じる方もいらっしゃり、そういった方には子どものための医療保険の必要性が高いと言えます。

子どもの医療補償については医療保険への加入の他にも特約の付加でも持つ事ができる場合があるため、ニーズに応じて加入方法を検討しましょう。