意外と知らない!貯蓄型保険について解説!

query_builder 2024/08/08
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こんにちは!町田にある地域密着型の保険相談窓口「ほけんの相談 町田玉川学園駅前店」です。

皆さんは、保障と貯蓄機能を兼ね備えた生命保険である「貯蓄型保険」についてご存じでしょうか?

貯蓄型保険にあたる生命保険はいくつか種類があり、貯蓄型保険は保障を持ちつつも資産形成が可能という特徴があります。

万が一に備えつつも貯蓄が可能なメリットがある一方、元本割れのリスクといったデメリットもあるため、この記事ではそんな貯蓄型保険のメリットやデメリットについても詳しく解説させて頂きます。


■貯蓄型保険の主な種類

・終身保険

終身保険は保障が一生涯続く生命保険です。被保険者が亡くなった場合や所定の高度傷害状態になった場合には保険金が支払われます。定期保険のような保険期間の制限はなく、解約しない限り一生涯保障を持つことができます。また一般的には貯蓄性もあるため途中で解約した場合には解約返戻金を受け取る事ができます。(※加入期間や解約時期によっては解約返戻金が受け取れない場合や受け取れてもごくわずかな場合もあります)

保険期間が一生涯のため、満期はありません。


・養老保険

養老保険は保険期間の満期時に被保険者が生存していた場合に満期保険金を受け取る事が出来る生命保険です。また満期を迎える前に被保険者が亡くなった場合や所定の高度障害になった場合には保険金が支払われます。


・個人年金保険

個人年金保険は私的年金のうちの一つです。老後の資金の備えのための保険で、契約時に定めた年齢(一般的には65歳や70歳であることが多いです)から一定期間もしくは終身に渡り年金を受け取る事ができます。また年金受取開始日までに被保険者が亡くなった場合にはそれまで支払った保険料相当額が死亡保険金として支払われます。


・学資保険

学資保険は子どもの教育資金に備える事ができる生命保険です。契約時に定めた時期に祝金や満期保険金といった形で保険金を受け取る事ができます。学資保険では基本的に両親が契約者になりますが、保険商品によっては両親が死亡してしまった場合には以降の保険料の支払いが免除される場合もあります。



■貯蓄型保険の特徴


・保障と貯蓄機能の兼備

貯蓄型保険は「被保険者が死亡した場合や所定の高度障害になった場合に保険金が支払われる」保障と「保険料の一部を積み立てて貯蓄しておくことができる」貯蓄機能の両方を持ち合わせています。


・保険料

貯蓄型保険は貯蓄性がある分、貯蓄性の無い保険に比べると保険料が割高になる場合があります。

例えば貯蓄性のある「終身保険」と貯蓄性の無い「定期保険」では同等の保障内容の場合貯蓄性の無い「定期保険」の方が保険料が安い傾向があります。


・解約返戻金

貯蓄型保険は中途解約した際に解約返戻金を受け取ることができる場合があります。ただし、契約期間や解約時期によっては支払保険料を解約返戻金が下回る「元本割れ」を起こす可能性があるため注意が必要です。



■貯蓄型保険のメリット


・解約返戻金がある

貯蓄型保険は解約した際に支払った保険料の一部が解約返戻金として返ってきます。保険種類や解約時期によっては支払保険料を上回る場合もある点がメリットです。(※払込保険料を解約返戻金が下回る場合もあるため貯蓄型保険を解約する際には慎重に検討することをおすすめします)


・保障を持ちつつも資産形成が可能

万が一の保障を持ちつつも長期間にわたって資産を積み立てることができる点は貯蓄型保険のメリットのうちの一つです。


・税制優遇

一定の要件がありますが、貯蓄型保険で支払った保険料に対しては税制優遇を受けられる可能性があります。

例えば生命保険料控除を利用すれば1年間に払い込んだ保険料に応じてその年の所得から一定の金額を差し引く事ができます。



■貯蓄型保険のデメリット


・保険料が割高

貯蓄型保険の場合、貯蓄性のない純粋な保障機能のみを持つ保険と比較すると保険料が割高である場合が多いです。


・元本割れのリスクがある

貯蓄型保険を解約する場合には一般的に解約返戻金が返ってきますが、場合によっては支払総保険料を解約返戻金が下回る場合がある点には注意が必要です。特に契約してすぐの早期解約などはこういった元本割れリスクが高いです。


■貯蓄型保険のポイント


・目的の明確化

貯蓄型保険は保障と貯蓄機能が両立している保険です。保障と貯蓄のどちらに重きを置くのか、また貯蓄する資金の使い道についても明確にしておくことでよりニーズにあった保険選びに繋がります。


・資力の確認

貯蓄型保険は保険料の支払いが長期間にわたる事が多く早期解約した場合には元本割れリスクが大きく上がるため、無理の無い支払いプランを立てる事が大切です。


・商品の比較

貯蓄型保険といっても保険種類や保険会社ごとの保険商品等々様々な種類があるため、商品ごとの条件や運用利率を比較してリターンや必要な保障内容を確認したうえで加入を検討検討することをおすすめします。


■まとめ

貯蓄型保険が一般的にどのような保険なのか、その特徴やメリットデメリットについてお話してまいりました。貯蓄型保険にもいくつか種類がありそれぞれ特徴がありますので、ニーズに合った保険を選択する事が大切です。


貯蓄型保険をはじめとした様々な保険についてご質問やご相談のある方は、町田にある地域密着型の保険相談窓口「ほけんの相談 町田玉川学園駅前店」まで是非お問い合わせください。


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