がん保険は不要?いらないと言われる理由や必要性について解説

query_builder 2024/07/18
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こんにちは。ほけんの相談 町田玉川学園駅前店です。


がんと診断された時に手厚い保障が受けられる「がん保険」について皆様はご存じでしょうか?

がん保険は名前の通りがんと診断された時やがんの治療を受けた際に給付金を受け取る事ができる保険ですが、中には「がん保険は不要ではないか?」と思われる方もいらっしゃいます。

そこで今回は「がん保険が不要と言われる理由」や「がん保険の特徴」、「がん保険の必要性」についてお話させて頂きます。


■がん保険は不要と言われる理由


・がん以外の疾病やケガの保障が無いため

がん保険はがんと診断された場合の保障が手厚い商品ですが、がん以外のその他の疾病やケガに対する保障は含まれていません。そのため「がん以外の疾病にも備えておきたい」という方は「他の保険で備えるからがん保険は不要」と思われるかも知れません。また身内でがんになった人が居ないといった方もがん保険の必要性は低く感じられるかも知れません。


・日本は公的保障が手厚いため

日本は公的保障が手厚く、健康保険の範囲内の治療であれば自己負担額も少なくて済みます。また一か月の間に一定以上の医療費がかかった場合には「高額療養費制度」を利用することができ、一定額を超過した分に関しては後から払い戻されます。これらの公的保障を利用すれば治療のために必要となる自己負担額が一定額を超える事が無いため、「わざわざがん保険で備えておく必要はないので、がん保険は不要」と考える方もいらっしゃいます。


・傷病手当金があるため

公的保険制度として「傷病手当金」というものがあります。傷病手当金とは被保険者が業務外の病気やケガで4日以上働けず会社からの給与が止まってしまった場合に支給されるもので、支給される期間は支給日から1年6か月と限られているものの、1日あたり【支給開始日の以前12か月感の各標準報酬月額を平均した額】÷30日×(2/3)で計算された額を受け取る事ができます(注1)


・若い世代はがんの罹患率は高くないため

「がん保険は不要」と言われる理由の一つには若い世代のがんの罹患率がそこまで高くない(注2)という事も考えられます。

29歳ごろまではがんの罹患率はそこまで高くないことから、がん保険に加入しても給付金を受け取る事ができる可能性が低いとも言えます。そのため「がん保険は不要」と考える方もいます。


・免責期間があるため

がん保険は多くの場合免責期間が設けられています。免責期間とは猶予期間とも呼ばれ、免責期間に当たる間は保障の対象外となります。そのためがん保険に加入していたとしても免責期間にあたる場合にはがんと診断されても給付金の支払いを受ける事ができません。

免責期間中も保険料は発生しますが、もし免責期間中にがんと診断された場合には通常保険契約が無効となり保険料は返還されます。

こうした免責期間が設けられているためにがん保険は不要と判断する方もいらっしゃいます。


(注1:厚生労働省保険局「傷病手当気について」)

(注2:がん情報サービス「がん統計」全国がん登録罹患データより)


■がんの罹患率はどれくらい?

国立研究開発法人国立がん研究センターが運営している「がん情報サービス」の「がん統計」(注3)では、2019年の時点で日本人が生まれてから死ぬまでの間にがんと診断される確率は「男性は65.5%」「女性は51.2%」となっており、約2人に1人ががんと診断されています。

また50代以降はがんの罹患率が上がるため、がんはより身近な病気となってくることが分かります。

(注3:がん情報サービス「がん統計」)


■がん保険の特徴

がん保険の最大の特徴として、「がんに対する保障が手厚い」というものがあります。がんと診断された場合やがんに関して治療を行った場合などに給付金を受け取る事ができ、治療費を気にすることなく安心してがん治療に専念する事ができるのががん保険の特徴です。


■がん保険の必要性

《がん保険の必要性が高い方》

・貯蓄が少ない方

がんの治療は長期的になる事も多いため、長期的にかかる医療費や働けない間減ってしまった収入の事も考えると貯蓄が無い場合には十分な治療が受けられなくなってしまったり生活費に困ってしまう可能性もあります。そのため貯蓄が少ない方はもしもの場合にがん保険に加入しておくとがんになった時に給付金を受ける事ができ、治療費を気にせず治療を受けることができるようになります。また自営業や個人事業主の場合には公的支援も薄いため、よりがん保険の必要性が高くなると言えます。


・治療の選択肢を広げたい方

がんの治療法は様々で、治療法によって費用は大きく変わってきます。先進医療を利用したい方など、治療の選択肢を広げてがん治療を受けたい場合には費用も多くかかることになります。そのためがん治療の選択肢を広げたい方はがん保険で備えておくと安心です。


■まとめ

がん保険はがんに対するリスクに備える事のできる保険です。公的医療保険制度が手厚い日本ではがん保険に加入する必要性が低く「がん保険は不要」と考える方もいらっしゃいます。ただがんの治療は長期的になる事が多いため、特に貯蓄の少ない方などはがん保険に加入する事でもしがんと診断された場合に給付金を受け取って十分な治療を受ける事ができるようになるかも知れません。


もし「がん保険が必要かどうか」迷っている場合にはお気軽にほけんの相談 町田玉川学園駅前店にご相談ください。お客様のお話を丁寧にお伺いし、お客様にとって最善の保険プランをご提案させて頂きます。

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