火災保険の選び方とは?知っておきたいポイントについて解説
こんにちは。町田にある保険相談窓口「ほけんの相談 町田玉川学園駅前店」です。
本日は火災保険の選び方についてお話させて頂きます。
火災保険は賃貸物件を借りたり住宅を購入したりした際に合わせて加入を検討する事のある保険です。ただ「火災保険」と一言で言っても販売している保険会社や保険商品によってもその補償内容は保険料は異なるため、選び方に迷われてしまう方もいらっしゃるかと思います。また火災保険の選び方は補償対象が戸建てなのか、それとも賃貸のアパートやマンションなのかによってもポイントが異なりますのでより迷われてしまうかも知れません。
そこでここでは火災保険の選び方について、そのポイントも合わせてご紹介させて頂きます。新しく火災保険に加入される方だけでなく現在既に火災保険に加入されていて見直しを検討されている方も参考にして頂ければと思います。
■火災保険とは
火災保険とは、一般的には火災保険の保障対象となっている建物や家財などが火災等によって受けた損害を補償する保険です。「火災保険」と言っても火災による損害のみを補償しているわけではなく、一般的には火災はもちろん、水災や風災、また盗難等による損害についても補償されます(補償内容は保険会社や保険商品によっても異なるため、補償内容については事前に必ず確認しましょう)
この火災保険について、住宅を購入された方や賃貸契約をされた方は加入を検討する事が多いかと思います。
■火災保険の選び方
火災保険の選び方を順を追ってご紹介します。
1.何を補償対象とするのかを決める
火災保険の対象とする事ができるのは「建物」と「火災」、そのいずれかもしくは両方です。一般的には「建物に付随していて動かす事ができないもの」は建物として、「動かす事ができるもの」は家財として補償されます。そのため建物だけでなく車庫や塀なども建物として補償の対象に含まれる場合があります。何を補償対象とするのかは場合によって異なり、一般的には住宅を購入して持ち家に火災保険をかける場合には「建物」もしくは「建物+火災」、アパートやマンションなど賃貸物件の場合には「建物」については家主が契約するため、入居者は「家財」を補償対象とする場合が多いです。
2.対象とする建物の構造級別を確認する
「建物」を補償対象とする場合、「構造級別」を確認する必要があります。構造級別とは建物が構造的にどれだけ燃えやすいか等を元に決められた区分です。区分は「M構造」「T構造」「H構造」の3つの構造級別があり、火災等のリスクが高いほど保険料も高くなる仕組みになっています。
3つの区分のうち、「M構造」が最も火災等のリスクが低いとされ保険料も安くなり、「H構造」が最も火災等のリスクが高いとされ保険料も高くなります。
3.補償が欲しい範囲を決める
多くの火災保険には「基本補償」と「任意補償」があります。火災保険の補償内容を選ぶ際にはこの基本補償と任意補償の内容をよく確認し、欲しい補償について検討します。なお、任意補償が多ければ多いほど火災保険としては手厚くなりますが、一方で保険料が高くなるため、必要な補償についてよく検討して決める事をおすすめします。ハザードマップ等を活用するのも一つの手です。
4.建物、家財の保険金額を決める
補償範囲を決めたら保険金額を決めましょう。保険金額とは、もし補償範囲に保険の支払い事由に該当する損害が発生した際に保険会社から支払われる保険金の限度額です。
保険金額は火災保険の対象となる建物や家財の評価額から考えます。
評価額は「再調達が必要な場合にかかる価格」と「時価」の2つの考え方があります。
5.保険期間、払込方法を決める
保険金額まで決まったら保険期間や払込方法を決めます。一般的には保険期間が長いほど保険料も安くなるため、もし長期間同じ場所に住む予定があるのであれば長期契約を選択することをおすすめします。また払込方法についても毎月支払う月払よりも一度に支払う一括払の方が保険料を抑えられる傾向があります。
選択できる保険期間や払込方法また保険料の計算方法等は保険会社によっても違うため、契約前にはよく確認するようにしましょう。
6.地震保険への加入を検討する
火災保険では地震や噴火、またこれらを原因とする津波に対する保障はありません。これらの補償が欲しい場合には地震保険の加入も追加で検討する必要があります。
■まとめ
火災保険の選び方やその流れについてお話させて頂きました。火災保険の補償内容は保険会社や保険商品によっても異なる他、住宅を購入したために検討するのか、賃貸に引っ越すために検討するのかによっても検討したい補償内容が違います。
もし火災保険の選び方に迷っている方は保険のプロに相談してみることをおすすめします。
町田にあるほけんの相談町田玉川学園駅前店ではお客様の現在の状況やご要望を丁寧にヒアリングし、最適な保険のご提案をいたします。もし保険についてお悩み事がある場合にはお気軽にご相談ください。
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