火災保険は掛け捨て?積み立てタイプについても解説
こんにちは。町田の保険相談窓口「ほけんの相談 町田玉川学園駅前店」です。
火災保険には掛け捨てタイプと積み立てタイプの両方がある事をご存じでしょうか?ここでは掛け捨てタイプの火災保険と積み立てタイプの火災保険のそれぞれの特徴やメリットデメリット、また注意点についてもご紹介させて頂きます。
■火災保険は掛け捨てタイプが一般的
火災保険には掛け捨てタイプと積み立てタイプの両方があるとお話させて頂きましたが、火災保険は一般的に掛け捨てタイプが多いです。
≪掛け捨てタイプの火災保険のメリット≫
・保険料が安い
掛け捨てタイプの火災保険は積み立てタイプの火災保険に比べると保険料が安い傾向があります。
保険料が安い傾向にある理由は掛け捨てタイプの火災保険は保険期間が満期を迎えた際に支払う満期返戻金のための積み立てが不要であるためです。
・一般的に解約時には未経過分の保険料がある程度返ってくる
掛け捨てタイプの火災保険は保険期間内に途中解約した場合、未経過期間に相当する保険料が全額ではないものの返ってきます。そのため途中解約した際の損も比較的少ないのも掛け捨てタイプのメリットです。
≪掛け捨てタイプの火災保険のデメリット≫
・満期返戻金は無い
掛け捨てタイプの火災保険には保険期間が満期を迎えた際に支払われるような満期返戻金はありません。
・契約者貸付制度を利用できない
掛け捨てタイプの火災保険は積み立て部分が無いため契約者貸付制度は利用できません。
■一部積み立てタイプの火災保険もある
上記で説明した通り火災保険は掛け捨てタイプが多いですが、一部積み立てタイプのものもあります※のでご紹介いたします。
※2024/09/27現在
≪積み立てタイプの火災保険のメリット≫
・満期返戻金がある
積み立てタイプの火災保険は保険期間が満期を迎えた際に満期返戻金を受け取る事ができるのがメリットのうちの一つです。
・契約者貸付制度が利用できる
積み立てタイプの火災保険は契約者貸付制度を利用できる場合があります。契約者貸付制度とは解約返戻金の一定範囲内で保険会社からお金の貸付を受ける事ができる制度です。そのため一時的にまとまった資金が必要となった場合には保険契約を解約することなく資金を借りる事ができます。ただし解約した際の解約返戻金や保険期間満了時の満期返戻金の支払いの際に貸付金が残っている場合には差し引きの上支払いとなります。
・契約者配当金がある場合がある
保険会社が資産運用した結果利回りが予定額を超えた場合には契約者配当金を受け取る事が出来る場合があります。
≪積み立てタイプの火災保険のデメリット≫
・保険料が高い
積み立てタイプの火災保険は掛け捨てタイプの火災保険に比べると保険料の一部を満期返戻金の支払い等の積み立てに回すために比較的保険料が高い傾向があります。そのためできるだけ保険料を抑えて火災保険に加入したい方にとってはデメリットに感じる場合があります。
・全損になった場合は失効し、満期返戻金や配当金は受け取れない
保険の対象の建物や家財が火災によって全焼してしまった等によって全損となった場合、保険契約は損害が起きた時点まで遡って契約は終了(失効)します。保険期間の途中であったとしても補償は失われます。これは掛け捨てタイプの火災保険も同様ですが、積み立てタイプの火災保険の場合は全損によって火災保険が失効すると満期返戻金や契約者配当金は受け取る事ができなくなります。
■まとめ
掛け捨てタイプと積み立てタイプの火災保険についてお話させて頂きました。
一般的に火災保険は掛け捨てタイプですが、中には積み立てタイプの火災保険も存在しています。
それぞれにメリットとデメリットがあるため火災保険への加入を検討する際にはその内容について把握した上で申し込みを行うことをおすすめします。
ほけんの相談 町田玉川学園駅前店には火災保険の取り扱いも行っております。
もし火災保険についてお困り事等ございましたらお気軽ご相談くださいませ。
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