死亡保険を解約する際のデメリットや注意点とは？

2024/09/13

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こんにちは！ほけんの相談町田玉川学園駅前店です。

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さて本日は死亡保険を解約する際の注意点についてお話させて頂きます。

死亡保険とは被保険者が死亡した場合や所定の高度障害になった際に保険金が支払われる生命保険です。

大きく分けると保険期間や保障内容等によって「定期保険」「養老保険」「終身保険」の３種類があり、これらの死亡保険は種類や商品によって解約した際の解約返戻金等にも違いがあります。

■そもそも死亡保険は解約できる？

死亡保険は契約者本人の手続きによって契約期間や保険期間に関わらずいつでも解約が可能です。

契約直後でも解約する事が可能で、解約に伴って違約金が発生するなどのペナルティを追う事もありません。ただし場合によっては解約に伴ってデメリットが大きくなる場合もあるため、生命保険を解約する際には注意が必要です。注意点やデメリットを理解した上で解約手続きについて検討することをおすすめします。

■死亡保険を解約する際の注意点やデメリット

死亡保険をはじめとした生命保険を解約する際にはいくつか気を付けておきたい注意点や理解しておきたいデメリットがありますのでご紹介いたします。

・元本割れの可能性がある

死亡保険を解約する場合、その保険種類や保険商品、また解約タイミングによっては支払った保険料よりも解約返戻金が下回る「元本割れ」を起こす可能性があります。また死亡保険の中でも貯蓄性の無い定期保険の場合には解約返戻金は無いかもしくはあってもごく僅かなものです。その他、早期解約の場合にも元本割れの可能性が上がります。

・保障が無くなる

死亡保険を解約した場合には特約部分も含めて保障が無くなる点にも注意が必要です。死亡保険に特約として「医療」や「がん」についての保障を付加していた場合でも、解約してしまうと保障が無くなってしまいます。

・解約後に撤回することは基本的にできない

死亡保険を解約した後に「やはり元に戻したい」といった希望は基本的には通りません。「解約した契約は元には戻せない」ということを念頭に解約について検討しましょう。

・先払いの保険料が返ってこない可能性もある

死亡保険をはじめとした生命保険の保険料の払方の中には「年払」や「一時払い」といった保険料を先払いする払方を選択できる場合があります。

こうした払方を選択し保険料を先払いしていた場合でも、契約時期や保険商品によっては解約時点から先の未経過分の保険料が返金されない可能性があります

・生命保険の再加入が難しい可能性がある

死亡保険をはじめとした生命保険に加入する場合には一般的に被保険者の健康状態等について告知する必要があります。その際の健康状態によっては生命保険への再加入が難しい場合や希望通りの保障を持てない可能性があります。

また生命保険に再加入する場合には保険料が上がる可能性がある点にも注意が必要です。

■死亡保険の解約は詳細に吟味することをおすすめします

死亡保険の解約を検討する際にはまず「なぜ解約したいのか」という理由をはっきりさせることをおすすめします。

その理由によっては死亡保険を解約しなくても解決できる可能性があるためです。

例えば「保険料が高くて支払えない」といった場合には「保険金の減額」や「払い済み保険にする」等で対応できる可能性がありますし、「急に大きな額が必要になった」といった場合には「契約者貸付制度を利用する」等で解約を行わずに済む可能性があります。

お話してきた通り死亡保険を解約する事にはある程度のデメリットが発生する場合がありますので、もし「補償は持っておきたいけど解約しなくちゃいけない…」とお悩みの場合にはまずは保険会社の営業員や保険代理店に相談してみることをおすすめします。場合によっては死亡保険を解約せずにお悩みを解決する方法の提案を受ける事ができるかも知れません。