葬儀保険とは?その主な内容や必要性について解説
こんにちは。ほけんの相談 町田玉川学園駅前店です。
皆様は「葬儀保険」をご存じでしょうか?
今回はこの葬儀保険について、一体どのような保険なのか、またその必要性についてお話させて頂きます。
■葬儀保険とは?
葬儀保険とは、一般的には亡くなった際に行う葬儀に必要な費用に備えられる保険の事を指します。多くの場合1年更新の掛け捨て型であり、少額の保険金額から加入が可能です。また通信販売である事が多く、対面型の保険ショップ等では取り扱っていない場合が多いです。
■葬儀保険の種類
・保険金定額型
保険金定額型の葬儀保険は保険金額は変わらず、年齢が上がるにつれて保険料が上がるタイプの保険です。一定額の保険金は必ず確保しておきたいという場合におすすめです。
・保険料一定型
保険料一定型の葬儀保険は保険料は変わらず、年齢が上がるにつれて保険金が下がるタイプの保険です。保険に加入し続ける際に保険料は変わって欲しくないという場合におすすめです。
■葬儀保険の必要性とは?
・株式会社鎌倉新書が実施した「【第6回】お葬式に関する全国調査(2024年)」によると、葬儀費用の平均は1件あたり118.5万円です。
内訳としては
・基本料金:75.7万円
・飲食費:20.7万円
・返礼品費:22.0万円
とされており、基本料金には「斎場利用料、火葬場利用料、祭壇、棺、遺影、搬送費などの葬儀を行うための一式」が含まれています。
このように葬儀費用には場合によっては100万以上かかる事もあり、この葬儀費用が出来るだけ遺族の負担にならないよう貯蓄や保険等で事前に備えておく必要性が高いと言えます。
■葬儀保険のメリット
・保険料が比較的割安
葬儀保険は一般的に支払われる保険金額が低めに設定されているため、その分保険料も安い場合が多いです。
葬儀保険とはその保険金の使い道が葬儀費用であることが多いため保険金額が少なくてもその役割を果たす事ができます。
・比較的加入しやすい
葬儀保険は加入申し込みにあたって通常の生命保険に比べて告知が簡易的である場合が多くあり、既往歴がある方でも比較的加入しやすい点もメリットです。
・長期的に加入する事ができる
葬儀保険の多くは申し込み可能な年齢の上限が高く設定されており、また更新限度年齢も高い場合が多いです。保険会社によっては80歳を超えても加入が可能であったり満99歳まで更新可能な商品もあり、長期間の備えもすることができます。ただし終身型ではないため、満期で更新限度を迎えた場合には備えられなくなってしまう点には注意が必要です。
■葬儀保険のデメリット
・一般的に解約返戻金が無いかごく僅か
葬儀保険は一般的に掛け捨て型であることが多いため、解約した際の解約返戻金は無いかあったとしてもごく僅かなものです。その分貯蓄型の保険に比べると保険料も抑えられていますが、人によっては掛け捨てである事をデメリットに感じる方もいらっしゃるかと思います。
・加入期間等によっては元本割れする可能性がある
葬儀保険は基本的に掛け捨て型の保険であり、設定された保険金も低めであることが多いです。そのため若い頃から長期間加入し続けていると払い込んだ保険料の総額よりも保険金が下回る元本割れを起こす可能性があります。
■まとめ
葬儀保険とは一体どのような保険なのか、またその必要性やメリットデメリットについてお話してまいりました。葬儀保険は主に少額短期保険業者が取り扱っている保険であり、一般的には保険金額が少なく、その代わりに保険料も比較的割安に設定されている1年更新の保険です。
加入申し込み上限の年齢が高めに設定されている事が多い点や告知や審査も通常の保険に比べると緩和されている場合が多い点から、比較的加入しやすい保険とも言えます。
月々の保険料を抑えつつ葬儀費用に備えておきたい場合には加入を検討してみることをおすすめします。
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