古い車に車両保険はいらない？必要性の高い場合とは | 保険相談窓口を町田エリアで営み基礎知識からご案内する記事を掲載します

こんにちは。町田の保険相談窓口「ほけんの相談 町田玉川学園駅前店」です。

本日は「古い車に車両保険はいらないのか？」をテーマにお話させて頂きます。

車両保険は事故や盗難等で自分の車両が損害を受けた際の補償を持つ事ができる保険です。

交通事故の場合等には相手への損害の他にも自分の損害も発生する場合が多くあります。

その中で車両が損害を受けるケースも多々あり、そうした車両への損害は車両保険に加入することでカバーすることが可能です。

こうした車両保険について、中には「古い車にはいらないんじゃないか？」と思われる方もいらっしゃいます。

ここではそんな「古い車に車両保険はいらない」と言われる理由や必要性が高い場合について解説させて頂きます。

■古い車に車両保険はいらないと言われる理由

・保険金額が少ない場合がある

古い車はものによっては市場の販売価格が低いため、車両保険で設定できる保険金額が少ない場合があります。

場合によっては10万や20万などが上限となる場合もあり、事故を起こした際に修理に必要となる費用を保険金で賄う事が難しいケースもあります。

古い車で「保険金が少額の場合にはいらない」という方の場合には車両保険の必要性が低く感じられ、加入されない方もいらっしゃいます。

・車両保険を使う事で損する場合がある

車両保険は内容にもよりますが使用することで等級が下がります。

等級が下がる事で翌年度の保険料が上がるため、保険金の上限が少ない事もあって結果として損をしてしまう場合があります。

「損をするから使わない」という選択をする方の場合は結局車両保険を使用せずに過ごす事にもなるため、人によっては「結局車両保険は使わないからいらない」と車両保険へ加入されない方もいらっしゃいます。

・多少の傷は問題しない方も

古い車に限らないかも知れませんが、自動車に乗っている中で多少の傷はつきものとして修理をされない方もいらっしゃいます。

「車両保険を使うタイミングが少ない」という理由で古い車の場合には車両保険への加入はしない方もいらっしゃいます。

■古い車でも車両保険の必要性が高いケース

・貯蓄が少ない場合

古い車といっても修理をする際にはそれなりの費用がかかります。また全損するなどして新しく買い替える場合にもまとまった費用が必要です。

貯蓄が少ない場合にはそうした修理費用や買い替え費用を準備する事が難しい可能性もあります。

車両保険に加入しておくことで修理や買い替えの費用の足しにすることが可能なため、車両保険の必要性が高いと言えます。

・ローンが残っている場合

中古車の場合でもローンを組まれて購入される方もいらっしゃいます。

事故等で車両の修理や買い替えが必要となった場合でもローンの返済は無くなりません。特に全損となった場合には車は手元に無いのにローンだけ残る状態になってしまいます。

買い替えやローン返済にあてられる預貯金がある場合には車両保険の必要性は低いかも知れませんが、場合によってはローンが原因で車の買い替えが難しくなってしまう可能性もあります。

特に多額のローンが残っている場合には車両保険の必要性は高いと言えるかも知れません。

・市場の販売価格相当額が高い車両

古い車でも高級車であるなど市場の販売価格相当額が高い場合には保険金額が高く設定できるため、車両保険に加入するメリットも大きく必要性が高いと言えます。

■まとめ

古い車の車両保険はいらないのかどうか、その必要性についてお話してまいりました。

古い車は種類などにもよりますが新車に比べると市場販売価格相当額が低く設定できる保険金額も少ないケースが多いです。

車両保険を使用すると等級が下がり翌年度の保険料が上がる事にも繋がるため、場合によっては使用しない方もいらっしゃいます。

古い車の場合には車両保険のメリットが少なくなる傾向にあるため、人によっては「いらない」と感じ加入を見送る場合もあるかと思います。

しかし多額のローンが残っている場合や貯蓄が少なく修理費や買い替え費用の捻出が難しい場合などには車両保険の必要性も高くなってきます。

古い車だからといって車両保険はいらないと決めてしまうのではなく、自分にとって必要性があるのかどうかをよく考えて車両保険について判断することをおすすめします。

ほけんの相談 町田玉川学園駅前店では保険に関する様々なご相談をお受けしております。

車両保険についても「判断が難しい」と感じられる場合にはお気軽にご相談ください。専門知識の豊富なプロが直接お客様のお悩みをお聞きし、お客様に寄り添ったアドバイスやご提案をさせて頂きます。