収入保障保険は必要か?メリットとデメリットまた必要性が高い人についても解説
こんにちは。ほけんの相談 町田玉川学園駅前店です。
皆様は収入保障保険についてご存じでしょうか?
収入保障保険はもし自分に万が一の事が起きた場合に残された家族の生活費や教育費を計画的に準備する事ができる保険です。
もしもの時のための備えとして利用できる収入保障保険について、必要かどうか迷っている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は収入保障保険の特徴やメリットデメリットの点から収入保障保険の必要性が高い方についてお話させて頂きます。
■収入保障保険とは
収入保障保険とは、被保険者が死亡した場合や約款に定められた高度障害状態になった場合に満期まで決まった保険金が毎月支払われる保険です。定期保険の場合には通常保険金を一括で受け取ることになりますが、収入保障保険は毎月受け取る事が出来る点が特徴です。その特徴から家計を支えている人が万が一の場合に備え、残された家族の生活費などのために加入する場合が多いです。
■収入保障保険は必要か?
収入保障保険が必要かどうかは人によって事情や希望等が違うためここでは一概には言えません。そこで以下で収入保障保険についてメリットとデメリットについてお話させて頂きますので、「自分にとって収入保障保険が必要かどうか」の判断材料の一つにして頂ければと思います。
■収入保障保険のメリット
・保険料を抑えて保障を持てる
収入保障保険は終身保険や平準定期保険などと比べると保険料を抑えつつ大きな保障を持つ事が出来る点がメリットです。例えば子どもがまだ小さい場合には万が一の場合に将来の生活費や教育費等に向けて大きな保障が必要ですが、子どもが成長するに伴ってもしもの場合に必要となる保障がだんだんと減っていきます。収入保障保険は保険期間が過ぎていく事に伴って保障が小さくなっていくため、大きな保障が必要な時には大きな保障を、必要な保障が小さくなっていくにつれて保障も小さくなります。そういった点では合理的な保険と言う事ができ、保険料を抑えつつ合理的に保障を持つ事ができる保険とも言えます。
・計画的に保険金を使える
収入保障保険は被保険者が万が一の場合に満期まで毎月一定額の年金や給付金を受け取る事ができる保険です。定期保険などの場合は一括で保険金を受け取る事になるため場合によっては早く使いすぎてしまい足りなくなってしまう場合もあるかも知れません。しかし収入保障保険は毎月決まった額を受け取るタイプの保険のため、使いすぎて足りなくなってしまうという事を防ぎ計画的に保険金を使っていくことができます。
※保険商品などによって受け取り方法は選択できる場合があります。
・保険の見直しの必要性が低い
死亡保険金の受取額の多くは被保険者に万が一のことがあった場合に必要となる残された家族の生活費や子どもが独立するまでの教育費などを元に決めます。そして時間が経過するごとに残された家族に必要となる生活費や子どもが独立するまでに必要な額は減っていくため、必要となる死亡保険金額もだんだんと減っていきます。定期保険は保険金額が一定のため定期的な見直しによってその時その時の最適な保険金額にした方が良いですが、収入保障保険は受け取る事ができる保険金の総額が時間経過によって減っていくため、見直しの必要性が低いと言えます。
■収入保障保険のデメリット
・場合によって受け取る事ができる保険金額が少なくなる
収入保障保険は保険期間が満了するまで保険金や年金を受け取る事のできる保険のため、保険期間の満了間近に被保険者に万が一の事が起こった場合には保険金や年金を受け取る事ができる期間が短くなってしまい、結果として受け取る事ができる金額の総額が少なくなってしまう点がデメリットです。
・ほとんどの場合解約返戻金が無い
収入保障保険は掛け捨てタイプの保険であることが多く、掛け捨てタイプである場合にはほとんどの場合解約した時に戻ってくる解約返戻金がありません。また掛け捨てタイプの保険は保険期間が終わるまでに保険金の支払い事由に該当するような事が無ければ支払った保険料は戻ってこない点も人によってはデメリットに感じる点と言えます。
・税金が複雑
収入保障保険は受け取る際に税金が複雑になる可能性がある点もデメリットといえます。死亡保険金を一括で受け取る場合には課税対象は相続税ですが、例えば「契約者と被保険者が同一人物で、年金受取人とは異なる場合」、毎月年金形式で受け取ることにした時には死亡時は「年金受給権評価額」が相続税の課税対象となり、二年目以降の年金受取時には「受け取った年金」が雑所得として所得税の課税対象となります。
一括で受け取るよりも年金で受け取る方が税金が複雑になるためデメリットに感じるかも知れませんが、一般的に一括で受け取るよりも年金で受け取った方が受け取る事のできる総保険金額が大きくなります。
■収入保障保険の必要性が高い人
・子どもが小さい方
まだ小さな子どもがいる方は収入保障保険の必要性が高いと言えます。収入保障保険は被保険者が万が一の時に備え残された家族の生活費や教育費等をカバーする事ができます。
・自営業の方
個人事業主やフリーランスといった自営業の方は会社員や公務員の方と比べると公的保障が少ないため、万が一の事が起きたときに備えて民間の保険に加入し保障を用意しておく必要性が高いと言えます。
■まとめ
収入保障保険についてメリットやデメリットなどの面から必要かどうか、また必要性の高い人についてお話させて頂きました。収入保障保険は被保険者に万が一の事が起きた場合に計画的に保険金を受け取る事ができる保険です。掛け捨てタイプが多いためほとんどの場合解約返戻金が無い点や場合によって受け取る事ができる保険金額が減ってしまう点などがデメリットですが、保険料を抑えつつ大きな保障が持てる点などがメリットです。
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