特定損傷特約とは?「いらない」と言われる理由とは
こんにちは。町田市に拠点を持つほけんの相談 町田玉川学園駅前店です。
本日は「特定損傷特約」についてお話させて頂きます。
「特定損傷特約ってどんな特約?」
「特定損傷特約はいらないって聞いたけどなんで?」
「どういう人に特定損傷特約は必要?」
等々、特定損傷特約について疑問やお困り事をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
ここではそんな方たちに向けて特定損傷特約が一般的にどのような特約なのか、また「いらない」という意見を持つ方のその理由や特定損傷特約の必要性の高い方等についてお話させて頂きます。
加入を検討している保険に特定損傷特約を付加しようかどうか迷っている、保険の見直しの際に特約解約するか迷っているといった方の参考になりましたら幸いです。
■特定損傷特約とは?
特定損傷特約とは、生命保険や医療保険に付加してより手厚い保障を持つことができる特約のうちの一つです。
※特定損傷特約を付加できる商品や実際の保障内容は保険会社によっても異なるため、もし特定損傷特約で保障を持ちたい場合には一度保険会社に問い合わせてみることをおすすめします。
■特定損傷特約の主な保障内容
特定損傷特約は一般的に不慮の事故による「骨折」「関節脱臼」「腱の断裂」に対する保障を持つ事ができる特約です。
保険会社によっても保障範囲は異なりますが、多くの場合は突発的な事故によるケガに対する保障であり、病気を理由とした骨折や疲労骨折等の突発的な事故ではない骨折は保障の範囲外となります。
また、「不慮の事故1回につき10回まで」「保険期間のうち10回まで」等、支払限度が設けられている事も多いです。
■特定損傷特約がいらないと言われる理由
・保障範囲が狭いと感じる方
特定損傷特約の保障内容は一般的に「突発的な不慮の事故による骨折や腱の断裂、関節脱臼」に限られます。そのため骨粗しょう症を原因とした骨折のような病気を原因とした骨折や徐々に症状が進行していき骨折したような疲労骨折等には適用されない場合が多い※です。
その他「突発的なケガ」と言ってもヒビが入っただけでは骨折扱いにならず給付対象とならない場合もある※ため人によっては補償範囲が狭く必要性が低く感じられ、「いらない」と思われる方もいらっしゃいます。
※特定損傷特約は保険会社によって保障範囲が異なりますので、給付対象になる可能性もあります。実際の保障範囲は保険会社に直接問い合わせることをおすすめします。
■一般的に特定損傷特約の必要性が高い方
・運動量の多い方
スポーツ等を趣味や仕事にしていて普段から活動的な方は特に特定損傷特約の必要性が高いと言えます。
お話してきた通り、特定損傷特約は骨折やひび等のケガに対して保障を持つことができる特約です。普段から運動量が多かったり活動的な方は特定損傷特約の給付対象となるケガのリスクも高いため、特定損傷特約の必要性も高いと言えます。
■特定損傷特約以外にケガに対する保障を持てる保険
・傷害保険
傷害保険はケガや事故に対する保障を持つことが出来る保険です。
傷害保険ではあらかじめ備えておく事ができない偶然かつ急激な外来的な要因によるケガに対する保障をもつ事ができ、交通事故等が該当します。
特定損傷特約では一般的に一時金として給付金が支払われますが、傷害保険ではケガに対して入院日額や通院日額といった形で給付金が支払われる事が多いです。
商品やプランにもよりますが死亡保障や後遺障害保障がある場合もあり、特定損傷特約に比べるとよりケガに対して手厚い保障を持つ事ができます。
■まとめ
特定損傷特約について、その一般的な保障内容や「いらない」と感じる方のその理由、また必要性の高い方等お話してまいりました。
特定損傷特約は主に医療保険や生命保険に付加することのできる特約で、単体で加入することはできないものです。
また付加できる保険商品や実際の保障内容は保険会社によっても異なるため、特定損傷特約の付加について検討する場合には慎重に検討することをおすすめいたします。
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