医療保険の通院特約とは?その主な保障内容や必要性について解説
こんにちは。ほけんの相談 町田玉川学園駅前店です。
弊社は町田の地域に根ざした保険相談窓口です。保険に関する不明点やご不安事をお伺いし、一人一人に寄り添ったアドバイスを行っております。
本日は医療保険の通院特約・通院保障についてお話させて頂きます。
医療保険への加入を検討した際、通院保障や通院特約について本当に必要なのかどうか迷う場合もあるかと思います。「入院保障だけじゃ足りないの?」「出来るだけ保険料を抑えたいんだけど、通院特約って本当に必要?」と迷われている方に向けて通院特約が一般的にどのような保障なのか、またどの必要性について解説いたします。
■通院特約ってどんな保障?
通院特約とは、医療保険やがん保険などの生命保険に塚する事で通院治療に対する保障を得る事ができる特約です。(※名称は保険会社によっても異なる場合があります)
この特約を付加することで退院後の通院等の通院治療に対する保障を持つ事ができます。通院特約の名称や保障内容、給付対象となる条件は保険会社や保険商品等によっても異なりますが、多くの場合は通院1日につき一定の金額が給付されます。給付金額は入院給付金の日額の6割程度であることが多く、1日あたり3,000円~6,000円で付加されている方が多いです。
通院特約の給付対象となる条件や範囲は特約を付加している保険商品や特約の内容等によっても異なります。そのため通院特約の加入を検討する際には給付対象の範囲をしっかり確認し、自分のニーズに合った特約を選ぶようにしましょう。
■通院特約を付加できる主な生命保険
・医療保険と通院特約
医療保険に通院特約を付加した場合、一般的には「退院後の通院」や「入院前の通院」が保障対象となっている事が多いです。そのため医療保険に通院特約を付加することで入院治療だけでなくその前後の通院治療に対しても備えを持つ事ができます。
・がん保険と通院特約
医療保険だけでなく、がん保険にも通院特約を付加できる場合があります。がん保険に通院特約を付加すると保障対象となる病気ががんに絞られるものの、入院を伴わない通院治療に対しても保障対象となる場合が多いです。入院していなくても通院費用の補填が出来る場合があるため、より手厚いがんに対する保障を持つ事ができます。
生命保険に通院特約を付加する際には保険会社や保険商品等によって通院特約の付加可否や保障内容が異なる他、特約の付加によって保険料が上がる点にも注意が必要です。
■通院特約の必要性の判断ポイント
・入院日数はだんだん短くなっている
医療技術の進歩等によって入院日数は年々短くなっている傾向にあります。しかし早期退院が多くなる一方で退院後の通院治療が必要になるケースも増えています。せっかく医療保険に加入していたとしても通院に対する保障がついていない場合には退院後の通院治療費用に対する補填をすることができません。
・通院回数は増加傾向にある
入院日数が短縮される一方で退院後の通院回数は増加傾向にあります。しかし通院が長期化することで交通費や薬代など通院にかかる費用が積み重なり、家計に負担がかかる事も少なくありません。こうした状況に対応するためには通院特約の付加について検討することをおすすめします。
・通院は長引くほど負担が大きく
お話したように、通院は医療費だけでなく病院までの交通費なども必要になるため長引くほど負担が大きく感じられる場合があります。
また中には病気やケガを原因として収入が減ってしまう方もいらっしゃるため、経済的にも負担を感じる事が増える可能性があります。そうしたリスクへの備えが欲しいという方にとっては通院特約の必要性が高く感じられるかも知れません。
■まとめ
通院特約は医療保険やがん保険に付加することで通院治療に対する保障を持つ事ができる特約です。生命保険によって通院特約が付加できるかどうか、またその保障内容についても異なるため、加入を検討する際には保障内容についてよく確認し、自分にとって最適な保障となるよう選びましょう。
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