新築に地震保険は必要?メリットや注意点についても解説
こんにちは。町田の保険相談窓口「ほけんの相談 町田玉川学園駅前店」です。
本日は新築に地震保険は必要なのかどうか?地震保険のメリットや注意点についても解説させて頂きます。
「新築で家を建てたけど、地震保険は加入した方が良いか迷う」
「地震保険に加入するメリットって?」
「新築に地震保険って必要なの?」
等々、新築に対する地震保険について迷われる方もいらっしゃるかと思います。
ここではそんな方に向けて新築に対する地震保険の必要性や地震保険に加入するメリット、注意点等についてもお話させて頂きますので参考にしていただければと思います。
■新築に対する地震保険の必要性とは?
日本は世界的に見ても地震の多い国であり、日本に住んでいる以上はいつ何時地震による被害を受ける事になるか分かりません。
最近の新築は耐震性についても考えて建てられており耐震性も上がってきている傾向があるため、人によっては新築の場合は地震保険への加入はいらないと考える方もいらっしゃるかも知れません。しかし、新築の場合でも地震保険の必要性が高いと言えますのでご紹介いたします。
・地震によって被害にあってもローンは無くならない
地震によって住宅や家財が被害にあったとしても、新築を建てる際に組んだ住宅ローンは無くなりません。もし地震による被害で新築が損害を受けた場合、建て直しや補修が必要となる可能性があります。場合によっては賃貸に住む場合もあるかも知れません。そうした費用は住宅ローンに合わせて発生することになり、住宅に関する費用が二重に必要となってしまう可能性があります。
■新築の場合は保険料の割引がある場合がある
地震保険の保険料はその住宅が建っている地域や住宅の構造によっても保険料が変わります。
また地震保険には免震や耐震性能に応じた4種類の割引制度があり、要件を満たすことで地震保険の保険料から10%~50%の割引が適用されます。
新築の場合には建築年月日によっては「建築年割引」が適用される可能性がある他、耐震等級によっても割引を受けられる場合があります。(※重複して適用を受ける事は出来ない点は注意が必要です)
■地震保険とは?
地震保険の補償対象となるのは「居住用の建物」と「居住用の建物に収容されている家財」です。
地震保険は単体では契約できず、火災保険に加入した上で付帯する形で契約する必要があります。なお既に火災保険に加入している場合には火災保険の契約途中でも地震保険に加入する事ができます。
保険金の支払いは以下の通りです。
全損 | 地震保険の保険金額の100% |
大半損 | 地震保険の保険金額の60%(時価額の60%が限度) |
小半損 | 地震保険の保険金額の30%(時価額の30%が限度) |
一部損 | 地震保険の保険金額の5%(時価額の5%が限度) |
※平成29年以降保険始期の場合
参考:財務省「地震保険制度の概要」
地震保険の保険金額は上記の通り支払いに上限がありますが、保険会社によっては特約等を付加することで上乗せで補償を持つ事ができる場合があります。また少額短期保険業者の中には地震に対する補償を持てる商品を取り扱っている場合があるため、そうした保険に加入することでも地震に対する補償を上乗せする事ができます。
もし保険金額に不安がある場合にはそうした方法を検討してみても良いかも知れません。
■まとめ
新築に対する地震保険の必要性についてお話させて頂きました。
新築の場合、「建てたばかりだから地震保険は要らない?」「耐震性高く建てたから大丈夫」と思ってしまうかも知れません。しかし万が一地震を受けて被害を受けた場合には新築を建てた時に組んだ住宅ローンと同時に補修費用や建て直しの費用がかかってしまう可能性があります。
地震によって大きな被害が出た場合には公的な支援を受けられる可能性がありますが、十分な補填とは言えないかも知れません。
場合によっては家計を大きく圧迫してしまう可能性もあるため、新築であっても地震保険への加入を検討することをおすすめいたします。
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