自転車保険の義務化について解説。入らないとどうなる?

query_builder 2024/09/02
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こんにちは。

町田の地域密着型保険相談窓口「ほけんの相談 町田玉川学園駅前店」です。

今回は広がる自転車保険の義務化について解説させて頂きます。

「自転車保険はなぜ義務化されてるの?」

「義務化って言うけど、もし入らなったらどうなるの?」

「自転車保険って一体どんな保険?」

等々、自転車保険や自転車保険の義務化について疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

ここではそんな自転車保険や自転車保険の義務化について分かりやすくお話させて頂きます。


■なぜ自転車保険の義務化広がっている?

・自転車事故の増加

自転車が関与した事故の件数は年々増加しています。

警視庁のデータによると、交通事故全体に占める自転車関与事故の割合は2018年には36.1%だったものが2023年には46.3%にまで上昇しています。

この数字からも分かるように自転車が関わる事故が増加しており、その中には重大な事故や死亡事故も含まれています。

自転車は免許が不要で子どもから高齢者まで幅広い年齢層が利用する交通手段ですが、その一方で自転車自体は道路交通法上で軽車両として扱われており、事故を起こした場合には法的な責任が生じる可能性があります。


・多額の賠償責任が生じるリスク

自転車による事故では他人に怪我をさせたり最悪の場合死亡させてしまったりすることがあります。このような場合に加害者には多額の賠償責任が生じる事があります。こうしたリスクに備えるためというのも自転車保険の義務化が広がっている背景です。自治体によっては自転車保険への加入が義務化されており、万が一の事態に備えるための対策として加入が推奨されています。


■自転車保険に入らなかったらどうなる?

・自転車事故のリスクと重い自己負担

もし自転車保険に加入していない場合には事故によって被害者に怪我をさせたり万が一死亡させてしまったりした場合にはその賠償金を全て自己負担する必要があります。事故の規模によっては賠償金額が非常に高額になる事があり、その負担はとても大きなものになり得ます。また加害者がもし賠償金を支払えない場合には被害者への補償が不十分になる恐れもあります。

自転車保険に入っておくことでこれらのリスクに対して備えておくことができます。


■加入義務のある自転車保険(必要な補償について)

・個人賠償責任保険

自転車保険の義務化の背景からも自転車事故で相手に怪我を負わせたりした場合に発生する損害賠償を補填できるような保険に加入していれば自転車保険の加入義務は満たしていると言えます。ただし個人賠償責任保険だけでは自分自身のケガや物の破損に対して備える事ができません。例えば自転車事故で自分自身が大けがを負った場合には治療費が高額になる事もあり得ます。このようなケースにも備えておけるように多くの自転車保険では賠償責任に加えて自分のケガに対する補償も含まれています。


■その他の自転車保険

・自分のケガや物の破損に備える

上記でお話したように、自転車保険の中には個人賠償責任保険だけでなく自分自身のケガや物の破損に備える事のできる保険もあります。例えば自転車事故で自分が負傷した場合に治療費を補償する内容や事故によって壊れてしまった自転車の修理費用、また盗難に対する補償がある場合もあります。


■まとめ

自転車保険の義務化や自転車保険に入らなかった場合に対するリスクについてお話してまいりました。

自転車保険の義務化は増加する自転車事故に対するリスク管理の一環として広がっています。自転車事故による賠償金は場合によっては非常に高額になる事があるため、未加入の場合には大きな経済的負担が生じるリスクがあります。安心して自転車を利用するためにも適切な自転車保険への加入検討をおすすめします。

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